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フェノフィブラート錠80mg・53.3mg「武田テバ」欠品の影響

フェノフィブラート錠80mg・53.3mg「武田テバ」が欠品中!

2018年4月20日現在、リピディル及びトライコアのジェネリックであるフェノフィブラート錠「武田テバ」が、需要過多のため欠品が生じています。

いろいろな薬で欠品は生じるので、まあいつものことかと思うかもしれませんが、この薬はすこし厄介なのです。

後発医薬品調剤数量割合に与える影響

リピディル及びトライコアは当たり前ながら、【同一剤形・規格の後発医薬品がある先発医薬品】に指定されています。
つまり、後発医薬品の数量シェアの計算において、分母に算入される薬となっています。

そこで、フェノフィブラート錠「武田テバ」に変えれば分子にも算入されてパーセンテージは維持できますが、変えることができなければ、パーセンテージ下がっていきますよね。

で、大問題なのが、リピディル及びトライコアのジェネリックが、武田テバのものしかないという点です。
どうしようもないのです。

つまり、リピディル及びトライコアがかなりのウェイトを占めている薬局では、パーセンテージが下がっていくのをただただ見ていることしかできないというのが、この欠品の大きな問題となります。

75%以上じゃないと後発医薬品体制加算が算定できないという現在の状況で、こういったメーカー都合の状況で後発比率を下げられてしまうというのは、すこしイラッとしますよね。

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