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スローケー発売中止、代替薬どうする?

ざっくりまとめ

低カリウム血症の改善に用いられていたスローケーが発売中止となる。

ノバルティスファーマ社のニュースリリースによると、2019年1月末以降、在庫がなくなり次第、販売終了の予定となっている。

なお、経過措置期間満了予定は2020年3月末日。

スローケーとは?

スローケーは、ノバルティス ファーマ株式会社が製造販売する徐放性のカリウム製剤である。
低カリウム血症の改善を効果効能とし、1976年から日本で販売されてきた。
1錠中に8mEqのカリウムを含む。

用法及び用量
通常成人は1回2錠を1日2回、食後経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。

代替品は?

現在販売している経口のカリウム製剤は下記の通り。

ケーサプライ錠600mg(塩化カリウム)

スローケー錠600mgの後発医薬品。
処方せん記載「スローケー錠600mg」から変更することができる。
1錠中に8mEqのカリウムを含む。

用法及び用量
通常成人には1回2錠(塩化カリウムとして1,200mg)を1日2回食後経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。

塩化カリウム「フソー」、塩化カリウム「ヤマゼン」(塩化カリウム)

1g中に13.4mEqのカリウムを含む

用法及び用量
塩化カリウムとして,通常成人1日2~10gを数回に分割し,多量の水とともに経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。

アスパラカリウム錠300mg(L-アスパラギン酸カリウム)

1錠中に1.8mEqのカリウムを含む

用法及び用量
L-アスパラギン酸カリウムとして、通常成人1日0.9~2.7g(錠:3~9錠、散:1.8~5.4g)を3回に分割経口投与する。
なお、症状により1回3g(錠:10錠、散:6g)まで増量できる。

アスパラカリウム散50%(L-アスパラギン酸カリウム)

1g中に2.9mEqのカリウムを含む

用法及び用量
L-アスパラギン酸カリウムとして、通常成人1日0.9~2.7g(錠:3~9錠、散:1.8~5.4g)を3回に分割経口投与する。
なお、症状により1回3g(錠:10錠、散:6g)まで増量できる。

グルコンサンK錠5mEq(グルコン酸カリウム)

1錠中に5mEqのカリウムを含む

用法及び用量
1回カリウム10mEq相当量を1日3~4回経口投与。
症状により適宜増減する。

グルコンサンK錠2.5mEq(グルコン酸カリウム)

1錠中に2.5mEqのカリウムを含む

用法及び用量
1回カリウム10mEq相当量を1日3~4回経口投与。
症状により適宜増減する。

グルコンサンK細粒4mEq/g(グルコン酸カリウム)

1g中に4mEqのカリウムを含む

用法及び用量
1回カリウム10mEq相当量を1日3~4回経口投与。
症状により適宜増減する。
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