マクスウェル・ボルツマン分布則とは
マクスウェル・ボルツマン分布則とは、熱力学平衡状態における、気体分子の速度分布の式です。
但し、分子の質量をm、ボルツマン定数をk、絶対温度をT、定数項をAとする。
気体分子運動論における、速度ベクトルvのx方向の速度成分Vxは上記に従うことがわかっています。
これは、左右対称の釣鐘状の正規分布となります。
この式を変形させると、方向を指定しない3次元の速さvが求まり、下記のようになります。
マクスウェル・ボルツマン分布則から言えること
分布が密になる
分子の質量が大きい
温度が低い
分布が疎になる
分子の質量が小さい
温度が高い