物理– category –
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イオン交換樹脂
イオン交換樹脂とは、高分子化合物であり、その構造中のイオンを、溶液中の同種のイオンと交換する性質を持つ物質です。 【】 陰イオンが高分子化合物側に固定してあり、陽イオンを交換する樹脂です。 ナトリウムイオン、カルシウムイオンといった陽イオン... -
ギブスの相律
【】 ギブスの相律は、平衡系における成分数、相数、自由度の関係を示す法則です。具体的には、次の式で表されます。 F = C - P + 2 ここで、 F: 自由度(独立な変数の数) C: 成分数(平衡系に存在する異なる物質の数) P: 相数(平衡系に存在する異なる... -
ルシャトリエの法則
ルシャトリエの法則の概要 ルシャトリエの法則は、化学反応が平衡状態にあるときに、外部からの圧力、温度、物質量の変化が反応にどのような影響を与えるかを説明する法則である。 システムが外部条件の変化に対応して新しい平衡状態に適応するため、反応... -
ファントホッフの式(van’t hoffの式)
ファントホッフの式は、下記式で表される「化学反応の平衡状態において、温度(エンタルピー・エントロピー)と平衡定数を結びつける式」です。 K:平衡定数 R:気体定数 T:絶対温度 H0:標準状態エンタルピー S0:標準状態エントロピー -
理想気体の状態方程式
【実在気体】 実在気体は、気体分子自身に体積があることや、気体分子間に分子間力が発生しているため、状態方程式には従わない。 しかし、 気体密度が小さくなる、つまり低圧のとき 分子間力を無視できるくらい、分子の運動が盛んなとき、つまり高温のと... -
SI基本単位
【7つのSI基本単位】 時間:s(秒) 長さ:m(メートル) 質量:kg(キログラム) 電流:A(アンペア) 熱力学温度:K(ケルビン) 物質量:mol(モル) 光度:cd(カンデラ) -
ランベルト・ベール(Lambert–Beer)の法則
ランベルト・ベール(Lambert–Beer)の法則は、下記式が成り立つことをいいます。 つまり、吸光度Aは溶質の濃度に比例することがわかります。 -
マクスウェル・ボルツマン分布則
【マクスウェル・ボルツマン分布則とは】 マクスウェル・ボルツマン分布則とは、熱力学平衡状態における、気体分子の速度分布の式です。 但し、分子の質量をm、ボルツマン定数をk、絶対温度をT、定数項をAとする。 気体分子運動論における、速度ベクトル... -
ミカエリス・メンテン式
【ミカエリス・メンテン式とは】 ミカエリス・メンテン式とは、酵素の反応速度に関する式です。 ※[S]は基質濃度、Vmaxは基質濃度が無限大のときの反応速度、Kmはミカエリス・メンテン定数という。 Kmは、Vmaxの半分の速度を与える基質濃度です。 【... -
化学結合の成り立ち
【原子の構造】 原子は、原子核と電子から成り、原子核は陽子と中性子で構成されています。 原子の種類によって、化学結合は、共有結合・イオン結合・金属結合にわけられます。 【共有結合】 共有結合は、2つの原子間に存在する非共有電子対を共有するこ...
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