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行動変容ステージモデル

行動変容ステージモデルとは

人が行動を変える場合には、下記の5つのステージを経ると考えるモデル。
服薬指導、治療説明においては、患者がいまどこのステージにいるのがを把握し、適切な対応をすることが望まれる。

  1. 「無関心期」
  2. 「関心期」
  3. 「準備期」
  4. 「実行期」
  5. 「維持期」

「無関心期」

状態:6か月以内に行動を変えようとも思っていない状態、治療に取り組むつもりがない状態。

なにもしなかった場合のリスクの説明を行い、このままではよくないということを認識してもらう。
病気の説明を行い、理解してもらう。

「関心期」

状態:6か月以内に行動を変えようと思っている状態。

実際にどのようなことをすればいいのか説明していく。
例えば高血圧であれば、薬物治療+生活習慣改善などなど。
具体的に何をしていくかを説明し、理解をしてもらう。

「準備期」

状態:1か月以内に行動を変えようと思っている状態。

実際にしなければいけないことに対して、目標であったり、計画を話し合って決めていく。

「実行期」

状態:行動を変えてから、6か月以内の状態。

継続できるような情報提供を行っていく。

「維持期」

状態:行動を変えてから、6か月以上続いている状態。

もう大丈夫なレベルだが、突然中止しないように、情報提供でフォローしていく。

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